Matera & Alberobello [Travelog:Italy2009]
楽しかったアマルフィ海岸のあるCampania(カンパーニア)州を離れます。
さらば、ポジターノ。
この日は、Basilicata(バジリカータ)州のMatera(マテーラ)を経由し、
Puglia(プーリア)州のAlberobello(アルベロベッロ)へ向かいます。
景色はさらに乾燥した土地へと変わってきました。
Matera(マテーラ)の洞窟住居は、世界遺産に登録されています。
かなり古くから人が住んでいたようですが、
それでも比較的最近(1900年代半ば)まで多くの小作民が住んでいたそうです。
こうした洞窟住居(サッシ)を公開しているところへ行ってみました。
ここ、「日本人か?」と聞かれ、そうだと答えると、
中の説明アナウンスを日本語で流していただけま~す(^^;)
かなり長いので、聞き応えがありますよ。
他の国の方、申し訳ありません、という感じですが・・・
中は以前「世界!ふしぎ発見」で見たままでした。
中は予想よりは広かったのですが、室内に(!)馬やロバを飼うスペースもあり、
それ以外に夫婦+子供5~6人が暮らしていたらしいので、
かなり狭く感じたことでしょう。
こちらのタンス、いちばん下の引き出しは、就寝時子供のベッドになったそうです。
室内に馬はいるし、堆肥を作る部屋もあるしで、
さぞかし衛生的にはいろいろ問題はあったんでしょうね。
そのせいか、生まれた子供の半分が、幼いうちに亡くなっていたそうです。
貧困を象徴する土地であるということで、
1950年代に政府はこのあたりに住む人々を近代的な新マテーラ市に移住させました。
そしてこの街は一時廃墟となったのですが、世界遺産に登録されたこともあり、
近代的にリノベーションして生かそうという流れがあるそうです。
モダンに改造してお店や、レストランにしているのを見かけました。
街の反対側から見たマテーラの街並み
独特の雰囲気があります。
そして街の中は、とっても静かで、車が通らなければ廃墟だと思うほどでした。
不思議と印象に残る街でした。
さぁ、Alberobello(アルベロベッロ)ですよ~
到着したのは、もう17時過ぎて夕暮れ時でした。
(でも、この夕暮れがまた21時近くまであるんだけどね)
生きている間に一度は見たいと思っていましたが、意外と早く見られました。
石を積み上げて作るとんがり屋根の建物を「Trulli(トゥルッリ)」といいます。
このトゥルッリが集まる観光地区がありまして、
そこは日本人がかなり来るのでしょう、日本語の勧誘もありましたよ~(^^;)
「おにーさん、アルベロベッロは白川郷と姉妹都市だよ~」
・・・・・・ここは日本ですかぃ???(^^;;;;;;;)
それはさておきまして、本当にトゥルッリが多いんです。
サン・アントニオ教会
こちらの教会の屋根もトゥルッリ。
ソルヴァーノ家
このソルヴァーノ家は、11個の屋根を持つこの街最大で、唯一の2階建てだそうです。
ガイドブックには18時までと書いてあったのですが、
19時頃行ってみたら開いていました!
ソルヴァーノ家近辺は、実際に人が暮らしているトゥルッリが多そうな雰囲気。
昼間に来たらいい写真がたくさん撮れそうです。
黄昏時も、風情がありますね。
高台から見下ろしたアルベロベッロの街
さあ、20時になったところでレストランへ。
お店は店の入り口にミシュランのシールが貼ってあった(^^;)「Trullo D'Oro」さんです。
日本語メニューがありましたよ~
お昼が軽めだったので、ここではイタリア初で、
アンティパスト、プリモ、セコンドと一通りオーダーしました。
そしてレストランサービスがここでも・・・
生野菜の盛り合わせ&アンティパスト1品サービス・・・
いや、テーブルに乗り切れていないんですが・・・
隣のテーブルに至っては、前菜で一気に10皿近く運ばれてきて、
笑うしかないという感じでした(^^;)
ですが、量がそれほど多すぎなくて、全部美味しく頂きましたよ。
イタリアにいる間、私がもっぱらオーダーしたのは「Vino Locale」!
つまり地元のワインってことですね。
私一人で飲める500ミリリットルで€3~なので、頼まないテはありません。
アルベロベッロは田舎なので、夜出歩いても恐怖感はない感じでした。
やっぱり、田舎はいいなぁ。
と思った次の日には、都会へ移動です。
つづく
さらば、ポジターノ。
この日は、Basilicata(バジリカータ)州のMatera(マテーラ)を経由し、
Puglia(プーリア)州のAlberobello(アルベロベッロ)へ向かいます。
景色はさらに乾燥した土地へと変わってきました。
Matera(マテーラ)の洞窟住居は、世界遺産に登録されています。
かなり古くから人が住んでいたようですが、
それでも比較的最近(1900年代半ば)まで多くの小作民が住んでいたそうです。
こうした洞窟住居(サッシ)を公開しているところへ行ってみました。
ここ、「日本人か?」と聞かれ、そうだと答えると、
中の説明アナウンスを日本語で流していただけま~す(^^;)
かなり長いので、聞き応えがありますよ。
他の国の方、申し訳ありません、という感じですが・・・
中は以前「世界!ふしぎ発見」で見たままでした。
中は予想よりは広かったのですが、室内に(!)馬やロバを飼うスペースもあり、
それ以外に夫婦+子供5~6人が暮らしていたらしいので、
かなり狭く感じたことでしょう。
こちらのタンス、いちばん下の引き出しは、就寝時子供のベッドになったそうです。
室内に馬はいるし、堆肥を作る部屋もあるしで、
さぞかし衛生的にはいろいろ問題はあったんでしょうね。
そのせいか、生まれた子供の半分が、幼いうちに亡くなっていたそうです。
貧困を象徴する土地であるということで、
1950年代に政府はこのあたりに住む人々を近代的な新マテーラ市に移住させました。
そしてこの街は一時廃墟となったのですが、世界遺産に登録されたこともあり、
近代的にリノベーションして生かそうという流れがあるそうです。
モダンに改造してお店や、レストランにしているのを見かけました。
街の反対側から見たマテーラの街並み
独特の雰囲気があります。
そして街の中は、とっても静かで、車が通らなければ廃墟だと思うほどでした。
不思議と印象に残る街でした。
さぁ、Alberobello(アルベロベッロ)ですよ~
到着したのは、もう17時過ぎて夕暮れ時でした。
(でも、この夕暮れがまた21時近くまであるんだけどね)
生きている間に一度は見たいと思っていましたが、意外と早く見られました。
石を積み上げて作るとんがり屋根の建物を「Trulli(トゥルッリ)」といいます。
このトゥルッリが集まる観光地区がありまして、
そこは日本人がかなり来るのでしょう、日本語の勧誘もありましたよ~(^^;)
「おにーさん、アルベロベッロは白川郷と姉妹都市だよ~」
・・・・・・ここは日本ですかぃ???(^^;;;;;;;)
それはさておきまして、本当にトゥルッリが多いんです。
サン・アントニオ教会
こちらの教会の屋根もトゥルッリ。
ソルヴァーノ家
このソルヴァーノ家は、11個の屋根を持つこの街最大で、唯一の2階建てだそうです。
ガイドブックには18時までと書いてあったのですが、
19時頃行ってみたら開いていました!
ソルヴァーノ家近辺は、実際に人が暮らしているトゥルッリが多そうな雰囲気。
昼間に来たらいい写真がたくさん撮れそうです。
黄昏時も、風情がありますね。
高台から見下ろしたアルベロベッロの街
さあ、20時になったところでレストランへ。
お店は店の入り口にミシュランのシールが貼ってあった(^^;)「Trullo D'Oro」さんです。
日本語メニューがありましたよ~
お昼が軽めだったので、ここではイタリア初で、
アンティパスト、プリモ、セコンドと一通りオーダーしました。
そしてレストランサービスがここでも・・・
生野菜の盛り合わせ&アンティパスト1品サービス・・・
いや、テーブルに乗り切れていないんですが・・・
隣のテーブルに至っては、前菜で一気に10皿近く運ばれてきて、
笑うしかないという感じでした(^^;)
ですが、量がそれほど多すぎなくて、全部美味しく頂きましたよ。
イタリアにいる間、私がもっぱらオーダーしたのは「Vino Locale」!
つまり地元のワインってことですね。
私一人で飲める500ミリリットルで€3~なので、頼まないテはありません。
アルベロベッロは田舎なので、夜出歩いても恐怖感はない感じでした。
やっぱり、田舎はいいなぁ。
と思った次の日には、都会へ移動です。
つづく
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