震災後の日々 [Days]
あと1週間で、震災後1カ月になるなんて、嘘のようです。
義援金など、募金もしました。
意外と知られていないのが、JALや、ANAのマイルで募金できること。
私はANAをよく利用しますし、
ANAのほうが、1000マイルからと、ちょっと残ったマイルを寄付しやすいですし(^^)
JALは7,500マイルからなんですよね・・・
経営状態が良くないので仕方ないんでしょうね。
先月、NHKのニュースを見ていて心に残ったことは、
気仙沼の中学校での卒業式の映像でした。
YouTubeやNHKオンデマンドで映像があるようですので、
興味のある方は探してみてください。
以下が、答辞です。
「階上中学校といえば防災教育」と言われ、
内外から高く評価され、
十分な訓練もしていた私たちでした。
しかし、自然の猛威の前には人間の力はあまりにも無力で、
私達から、大切なものを容赦なく奪っていきました。
天が与えた試練と言うには、惨すぎるものでした。
つらくて、悔しくて、たまりません。
しかし、苦境にあっても天を恨まず、
運命に耐え助け合って生きていくことが、
これからの私達の使命です。
そして同じくらいのタイミングで、
「クローズアップ現代」で釜石の特集をしていました。
釜石によく行かれていたという大学の先生、
現地と中継で、釜石市の職員の方が出演されていました。
大学の先生が、
「また、釜石の●●横町に、飲みに行きたいです・・・行けますよね?」
と仰ったんですが、市の職員の方が、
「でも・・・全部、津波に流されてしまったんですよ・・・」
とぽつりと言いました。
テレビで観ていて心を痛めていたつもりだったのですが、
実は何もわかっていなかったと気づかされた事でした。
大切にする人や場所がなくなってしまうことが災害に遭うということ。
その立場に立たなければ、その気持ちはわからないのですね。
その代わりできることは、これから未来のある子供たちや、
現地の方たちが新しい自分の場所をつくることができるまで、
絶えず支援を続けることなのだと思います。
明日が、どの人にとっても、今日より素晴らしい日になりますように。
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