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本当の空と紅葉を観に行くin福島 その1 [Travel & Leisure]



先日テレビで見ていると・・・福島では紅葉が今盛りとか!
そんなわけで突然、1泊2日で行ってきました。

高村光太郎の「智恵子抄」の中に有名な詩があります。

あどけない空

智恵子は東京に空が無いといふ。
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間に在るのは、
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとうの空だといふ。
あどけない空の話である。

この詩から伝わるのは、
智恵子の強烈な故郷への懐かしさと渇望です。
智恵子は福島県の現二本松市出身だったそうですが、
そのような空とは一体どんな空なのか見てみたいなーと、
以前から思っていましたが、今回見てみることができました。

突然旅行に行くことにしたのでしたが、今は便利なネット時代!
なかなか良いお宿を片泊まりで泊まれることになりました。



今回は新幹線でまずは福島へ向かいます。
東京からは1時間半。結構あっという間です。
福島駅でレンタカーを借り、フルーツラインから磐梯吾妻スカイラインへ。



あれ、渋滞・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

第一の渋滞の関門はここでした。
つばくろ谷。



イワツバメが飛び交う谷なのでつばくろ谷と名付けられたそうです。
このときは天気もまあまあで福島の街が見えました。





休憩所のトイレ行列もすごかったですよー

ここから浄土平に向かって走ります。



天気も悪くなってきました〜



この辺りは広葉樹ばかりなので、このような素晴らしい紅葉になるようです。

浄土平を超え(激混み)さらに上って行きます。



この辺りは、背丈の低い草木が多いのですが、
それらが黄金色になっている様子は見事でした[ぴかぴか(新しい)]
ただ、火山ガスが発生していたため写真が全然撮れていません[あせあせ(飛び散る汗)]

本当はこの後野地温泉の立ち寄り風呂に行く予定にしていたのですが、
渋滞のため翌日に持ち越すことにしました。
ちょっと宿のチェックインまでは時間がありますので・・・

スカイラインの終わり、士湯温泉のあたりから、
少し細い道を行ったところにあるこんなカフェへ。



空Cafe」さんです。

古い古民家か廃校をリフォームした素敵なお店です。



お店の一部はギャラリーになっていました。

この他、地元の作家さんの作品が、所狭しと飾られていました。
布小物、編み小物、あみぐるみ、食器、etcetc...
このお店の雰囲気によく合っています。





素朴な味のワッフルと、無農薬紅茶です。

お客様がたくさんいたので写真が撮れなかったのですが、
お店の前は校庭のような広い広場となっていて、
その向こうには大きな沼も見える抜群のロケーションです。

東京や横浜にも、こうしたインテリアのお店はたくさんありますが、
このお店はリアル山の中にありますので、
静けさや空気の美味しさ、緑の香りは本当にリアルなもので・・・
こういうところでドングリや落ち葉を拾って、
リースを作るワークショップなんかいいな〜と思ってしまいました(^^)

空cafe
住所:福島県福島市土湯温泉町茂田1
電話番号:024-595-2515
営業時間:11:00~16:00(不定休)
(11月〜3月は休業だそうです)



本日の宿は岳温泉の「あだたらの宿 扇や」さん。



お風呂はあまり広くないですが、お部屋はとっても広く、
サービスはとても丁寧で感じのいい、とてもいいお宿でした。

夕食は近くの食堂「成駒」さんです。



これは夫が食べた一番人気のソースかつ丼。
この激厚カツが一枚どーんと乗って、なんと、950円!

そして出てくるお米や、お水がとっても美味しいんです。
お水が美味しいということは・・・



こちらも、間違いなく、とても美味しかったです♪

つづく
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