美輪明宏音楽会 愛 [Travel & Leisure]
初めて美輪さんのコンサートに行ってきました!
twitterでいずみさんの書き込みを見なかったら、
チケットを取れなかっただろうと思うのです(^^)
いずみさんMahalo!
美輪さんのコンサートは凄いよ~との噂を聞いていたのですが、
何かすごいかまったく前情報を入れないで行ってみました。
開幕前にはアナウンスが入ります。印象に残ったのは、
「携帯の電源は必ず切ってください。マナーモード状態もお断りします」
「咳をされる際は、口を手やハンカチで抑えて、
周囲の方へのお気遣いをお願いします」
うーん、美輪さんらしい ぴしっと言ってくださって、さすがです。
肝心の演目は、本当にすごかったです。
美輪さんはお風邪を召してるようで(おそらく)本調子ではなかったようですが、
そんなことは微塵も感じさせず、圧倒的な演技力と声量。
音楽(伴奏)は音が大きすぎず、入りが難しいタイミングでもバッチリ決まり、
舞台美術はシンプルながら、照明がめまぐるしく替わり、別の世界を完璧に演出。
そして何故かは知りませんが、会場に入ったときからお香のいい香りがするんです。
前半は1950年代を中心とした日本の歌謡曲を中心に、後半はシャンソンでした。
時折織り交ぜられる戦後直後に美輪さんの体験談の壮絶さ。
そして一曲一曲、ひとつの世界観として表現される曲たち。
「歌を歌う」なんて言葉では表せないです。
上手な歌は、たくさん聴いたことがありますが、
美輪さんは「曲を表現できるアーティスト」なんだな、と思いました。
男に捨てられた女の曲では本当に港町のレストランのマダムのように見え、
貴婦人の曲では、情念を秘めた貴婦人と悲劇的な最期を演じていました。
(いや、歌っているんですけど、本当に演じているようなんです)
シャンソンではフランス語でも歌っていたんですが、
日本語で説明してくださって、それから歌ってくれるので、
フランス語でも、何を表現しているかがわかるんです。
4月から美輪さん主演の舞台のテーマでもあるエディット・ピアフ。
ピアフの代表曲であり、コンサートの最後に演奏された「愛の賛歌」は、
もんんんんのすごかったです。
今回、誰も誘わずひとりで行ったのは泣いちゃうかな~と思ったからなんですが、
実際は圧倒されまくって泣くのも忘れるほどでした(^^;)
客層も男女問わず年齢も幅広く、閉幕はみんな総立ちで、ブラボーの嵐。
私も気がついたら立ちあがって手が痛くなるほど拍手をしていました。
4月のル・テアトルも切符が取れそうなら行きたいな~。
久々に「ライブ」の良さを堪能した一日でした。
美輪さんが「私は昔ビジュアル系だったの~」と仰っていたので、
昔の美輪さんの写真を検索してみました。
美しい~
また、中央の田村正和も超~、色男ですね(^^)
今も素敵ですけど
4月行く!一緒に行く!
今日もMahalo❤
by pikake1525 (2011-02-16 21:31)